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当サイトを運営している、かおりと申します。
SEEDS ENGLISH では、英語学習をライフワークとする私が英語や英語学習に関するさまざまな情報を発信しています。
運営者について
英語学習歴
同世代の多くの人と同じように、英語との初めての出会いは中学校の授業。
私はドが付くほどの田舎出身なので、小学校やそれ以前から英語を習っている同級生なんて一人もおらず、私自身も中学校1年生でABCからスタートしました。
他の科目に比べれば英語は好きでしたが、特に英会話教室に通ったり、学校のテスト勉強や受験勉強以外に自分で何かやってみようと思ったりすることもなく、英語はあくまで学校の科目の1つに過ぎませんでした。
大学は英文科に入学しましたが、それも特別熱意があったわけではなく、いくつか受けた大学や学部のうち、たまたま合格した中で一番偏差値が高かったところを選んだだけです。
英文科に在籍しているからといって、そんな姿勢で英語が身に付くはずもなく、特にネイティブの先生の授業は極力避けるほどのやる気のなさだったのですが…
転機となったのは、とある英語の授業。
1年かけて、1本の映画を見ながら、原作となった小説を原文で読んでいくという内容の授業でした。
その年の題材は、2017年にノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの『日の名残り』(原題:The Remains of the Day)という作品。しかも映画版で主役を務めていたのは、当時好きだったアンソニー・ホプキンスです。
基本的に大学は遊ぶところだと思っていて何事にもやる気がなかった私は、「映画を見て単位がもらえるなんてラッキーじゃん!」という実に不純な動機でその授業を選択しました。
本来なら自力で洋書を読む英語力なんてこれっぽっちも持ち合わせていなかった私が、映像と先生の解説のおかげで洋書を丸々1冊、しかも楽しく読めてしまったんですよね。
これが私の初めての多読体験、かつその後の英語学習を支える成功体験になりました。
「私は英語が読めるんだ!洋書を丸ごと1冊読破できたんだもん!」と自信を得た私は、ちょうどその頃、就職活動を意識し始める時期だったこともあり、そのまま勢いでニューズウィークの購読を開始。1年後には、600点台だったTOEICが900点ほどに。
さらに、就職してからは洋書で多読を続け、3年後には退職して英日翻訳者に転身することができました。
気づけば、留学することも試験対策をすることもなく、ほとんど多読だけで英検1級とTOEIC990点満点を取得し、翻訳者としてのキャリアも10年を超えました。
課題と現在の英語学習
英検1級とTOEIC満点を持っていると聞くと、「英語がペラペラなんだね」と思う人が多いと思います。
もちろん「ペラペラ」の人もいると思いますが、私に限っては残念ながらそうではありませんでした。
確かに、英語を読むのは問題ない。だけど、聞けない、話せない。
ほとんど多読だけで英語学習を進めてきたこと、長年翻訳者として仕事をする中で英語を英語のまま理解するのではなく頭の中で翻訳する癖がついてしまったため、会話のスピードについていけなかったことがその原因です。
翻訳者として仕事をしている分にはそれでも問題ないのですが、仕事の枠にとらわれず、さらに英語力を向上させたい、英語をリアルなコミュニケーションの手段としてきちんと活用できるようになり、さらに可能性を広げたいという思いがあり、ある段階からは「使える英語」を身につけるための学習に力を入れ始めました。
また、現在は、自身の英語学習とあわせて、2022年生まれの娘のおうち英語にも取り組み中です。
当サイトについて
当サイトの目的
初めての出会いから数十年。最初はなんてことのない存在だった英語ですが、今に至るまで常に途切れることなくお付き合いが続き、いつしか仕事に、そしてライフワークと呼べるものになりました。
こちらのサイトでは、その経験をもとに英語学習に関する有益な情報をシェアしたいと考えています。
具体的には、
✔ 留学なしで英語を仕事にするまでに至った学習法
✔ 現在取り組み中の実践的な英語を身に付けるための学習法
✔ 社会人や子育て中の人が英語学習を続けるためのヒント
✔ おうち英語に関する情報
をお伝えしていく予定です。
サイト名の由来
「SEEDS ENGLISH」の「SEEDS」は、「種」を意味する英語です。
種には大きな可能性が秘められています。
種から芽が出て、茎や葉が成長し、花が咲く。
何にも熱意や情熱を持ったことがなかった私は、英語に出会ったことで、人生で初めて得意だと思えるものができ、自分に自信が持てるようになり、フリーランスのキャリアを築くことができました。英語に出会い、英語を本気で学ぶことがなければ、今の人生は全く違ったものになっていたはずです。
英語にはたくさんの可能性が詰まっている。
当サイトがそんな英語という種を育てるための一助になればと思い、「SEEDS ENGLISH」と名付けました。
私もまだまだ成長中!一緒に素敵な花を咲かせましょうね♡